一般的な読影アルバイトに関する情報(勤務形態や給与相場等)を紹介しているほか、読影アルバイトに代わる選択肢「遠隔画像診断サービス」の登録医として働く利点を紹介しています。
読影アルバイトの勤務形態は「時間制」と「件数制」に分けられます。時間制は、出勤時間・曜日を固定するケース。件数制は、事前に取り決めた範囲内で出勤する曜日・時間を自由に選択できるケースです。
時間制は出勤時間が拘束されるのが特徴。仕事量(読影枚数)を問わず、固定の給与(時間給や日給等)をもらえます。
件数制は出勤時間の自由度が高い反面、読影枚数に応じて給与が変動するため、たくさん出勤・読影して給与を増やしやすい反面、勤務時間を減らしたぶんだけ読影できる時間が減り、給与も減る可能性があります。
医師の転職・求人・アルバイトサイト「ドクターズ・アヴェニュー」の情報によると、読影アルバイトの時間給の相場は8,000~10,000円。
読影枚数に応じて給与が発生する場合は、1枚あたり400円~1,100円前後となっています。求人を出している医療機関のアクセスの利便性も給与に影響しており、都心部から1時間以上離れた場所にある医療機関の給与は高い傾向にあるようです。
撮影した画像をフィルムに現像し読影するのが主流とされていた時代は、手元にフィルムがないと読影できなかったため、リモートという選択肢はありませんでした。
しかし、医療業界のICT化が進んだ現代では、CTやMRIの撮影画像がデータ化され、ネットワーク環境さえあれば、場所を問わずに遠隔で読影できるようになりました。
読影アルバイトでも、リモート勤務できる求人募集が少しずつ増えています。出勤の移動時間が不要になり、空き時間を勤務時間に充てられるため、ますます時間を有効活用して働けるようになるでしょう。
医療機関の読影アルバイト募集に応募する方法の他に、遠隔画像診断サービスに登録して個人で読影依頼を受けるという選択肢もあります。
遠隔画像診断サービスの魅力は、サービス会社のサポートを受けられること。サービス提供会社により詳細は異なりますが、次のようなサポートを受けられるケースが多い傾向にあります。
ひとつの病院に勤務する場合、日によって依頼件数や症例の種類に偏りが生まれやすいもの。多くの医療機関と提携している遠隔画像診断サービスに登録すれば、一定の読影依頼数を確保でき、得意領域の様々な症例を読影できます。
また、読影業務に必要な機器をレンタルできたり、機器の使用方法について相談に乗ってくれたりするので、機械に慣れていない医師にとっては、アルバイト勤務よりもリモートのハードルが低いでしょう。
重要所見を見落とす主な原因と防ぐ方法を解説しているほか、遠隔画像診断サービスにより重要所見を拾い上げられた事例を掲載しています。
一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会に所属する企業委託型の遠隔画像診断サービスを対象として調査を実施(※1)。遠隔画像診断サービス選びにおいて欠かせない「品質・信頼性」「セキュリティ」「対応時間」という3つのポイント別に、おすすめの遠隔画像診断サービス提供企業を紹介しています。
自社開発クラウドシステムによる医師不足による医療の現場をサポート。
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安心のサポート体制
調査時期:2022年11月~12月時点/下記条件に沿って調査・選定
調査対象:一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会(ATS)に所属する正会員55社のうち、公式HPにて遠隔画像診断サービスの詳細を確認できた27社(病院連携型を除く)
【選定条件】
(1)品質・信頼性:調査対象の中で、二次読影とレポートチェックを実施しており、登録読影医の個別情報(経験年数・資格・領域等)を唯一公開していたワイズ・リーディング
(2)セキュリティ:調査対象の中で、保健医療分野のプライバシーマーク(MEDIS)取得情報と、データセンターの多重拠点化情報(災害対策)を唯一確認できたセコム医療システム
(3)対応時間:調査対象の中で唯一、遠隔画像診断の依頼受付・当日返却を24時間・365日体制で実施している情報を確認できたドクターネット