MRI(磁気共鳴診断装置)の画像診断に適している臓器と向かない臓器、MRI遠隔画像診断サービスを選ぶ際のポイント、MRI遠隔画像診断の読影料金などを紹介しています。
MRIでは、頭から足まで、全身にかけての内臓や組織を撮像することが可能です。脳や骨盤内臓器(卵巣・子宮・前立腺)については、コントラストの影響から、MRIにおいて得意な臓器と言えます。
一方、短所は解像度が低いことです。そのため、肺のような空気の多い細かい臓器は、MRIは得意としません。
MRIの読影に対応している遠隔画像診断サービスはごまんとありますが、選ぶべきサービスは医療機関によって異なります。読影の品質やチェック体制、依頼できる時間帯や返却スピード、セキュリティレベルなど、最も重視すべきポイントを明確にして、サービスを選びましょう。
当メディアではチェック体制・セキュリティ・時間帯という3つのポイント別に、おすすめの遠隔画像診断サービス3選を紹介しています。いずれもMRIの遠隔読影に対応しているので、比較・検討の材料にしてみてください。
一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会(ATS)に所属する正会員55社(※1)の中から、公式HPにてMRIの遠隔画像診断サービスの読影料金を確認できた会社を取り上げて、読影料金に関する情報を紹介しています(2022年11月30日時点の独自調査)。
MRIの読影料金は、通常検査・検診共に1件あたり3,300円(税込)です。
健診目的の読影依頼は平日9時から18時受付。通常検査の読影依頼は平日9時から18時、土曜9時から17字まで受付となっています。
読影レポートの返却は、通常検査の場合、依頼した翌営業日の昼12時まで。検診目的の場合は依頼日から3営業日以内の返却となっています。
MRIの読影料金は1部位につき3,300円(税込)。
読影依頼は平日9時から18時、土曜9時から14時までの受付となっています。読影レポートは、翌日中に返却。緊急読影の依頼も同時間帯で受付しており、依頼から2時間以内にレポートを返却しています。
MRIの読影料金は1か月あたりの依頼枚数により変動するシステム(※スタンダードコース)。月200件以内の依頼は、1件あたり2,750円(税込)、月200件以上依頼する場合、201件目より1件につき2,450円(税込)、301件目より1件につき2,200円(税込)になるため、依頼件数が多い医療機関に向いています。
平日10時~17時にかけて依頼を受けており、翌営業日までに読影レポートを返却しています。
SEM medical solutionの
遠隔読影の料金詳細
年額費用の異なる4つのプラン(Light/Basic/Pro/Enterprise)があり、選択するプランによって依頼できるMRI遠隔画像診断の件数が変動する仕組みです。
年間5件依頼できる「Light」は20,000円(税不明)。年間10件依頼できる「Basic」は38,000円(税不明)。年間20件依頼できる「Pro」は70,000円(税不明)。20件以上依頼したい場合は、別途見積もりとなる「Enterprise」を選択する必要があります。
MRIの読影料金は1部位あたり2,750円~3,300円(税込)。サービスの構成により読影料金は変動します。
読影依頼の受付時間は平日9時から17時まで。読影レポートは翌営業日までに返却しています。また、時間外になりますが、夜間・土日の読影依頼の相談も可能です。
MRIの読影料金は1部位につき2,750円(税込)となっています。1検査あたりの読影依頼は、原則として連続する2部位(胸部~上腹部など)まで。
読影依頼は随時受付しており、読影レポートは翌営業日中に返却する流れとなっています。
MRIの読影料金は1件あたり3,080円(税込)。読影依頼は平日9時から18時まで受付しており、一般診療向けの通常読影は24時間以内、健診読影は依頼後4日目の午前中までにレポートを返却しています。
緊急を要する場合は、電話連絡にて営業時間内のレポートを作成・返却を優先してもらうことも可能です。
MRIの読影料金は1件あたり3,300円(税込)です。
読影依頼は平日9時から19時、土曜9時から17時にわたり受付。読影レポートは原則当日中に返却、夕方以降の依頼に関しては翌日の午前中までに返却しています。
重要所見を見落とす主な原因と防ぐ方法を解説しているほか、遠隔画像診断サービスにより重要所見を拾い上げられた事例を掲載しています。
一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会に所属する企業委託型の遠隔画像診断サービスを対象として調査を実施(※1)。遠隔画像診断サービス選びにおいて欠かせない「品質・信頼性」「セキュリティ」「対応時間」という3つのポイント別に、おすすめの遠隔画像診断サービス提供企業を紹介しています。
自社開発クラウドシステムによる医師不足による医療の現場をサポート。
急なご依頼にもカスタマーチームによる
安心のサポート体制
調査時期:2022年11月~12月時点/下記条件に沿って調査・選定
調査対象:一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会(ATS)に所属する正会員55社のうち、公式HPにて遠隔画像診断サービスの詳細を確認できた27社(病院連携型を除く)
【選定条件】
(1)品質・信頼性:調査対象の中で、二次読影とレポートチェックを実施しており、登録読影医の個別情報(経験年数・資格・領域等)を唯一公開していたワイズ・リーディング
(2)セキュリティ:調査対象の中で、保健医療分野のプライバシーマーク(MEDIS)取得情報と、データセンターの多重拠点化情報(災害対策)を唯一確認できたセコム医療システム
(3)対応時間:調査対象の中で唯一、遠隔画像診断の依頼受付・当日返却を24時間・365日体制で実施している情報を確認できたドクターネット