一般診療に加えて、検診向けの読影にも対応しているRaPIDの遠隔画像診断サービスを調査しました。依頼端末や複合機は用意してくれるので、インターネット環境があれば導入可能です。
RaPIDは初期費用・月額費用・読影料金を公開していません。気になる方は直接お問い合わせください。
RaPIDの遠隔画像診断サービスは、CT、MRI、CR/DR、RF、マンモグラフィの読影に対応しています。読影の領域は、頭部、頸部、胸部、腹部、骨盤部、乳房、四肢。その他の検査についても相談に応じているため、CT、MRI、CR/DR、RF、マンモグラフィ以外の画像診断を依頼したい方も一度相談してみると良いでしょう。
一般診療だけでなく、検診向けの読影にも対応しているのが特徴です。院内環境や接続環境に合わせて見積もり・提案を行っているため、固定のプランは設けていません。
RaPIDの遠隔画像診断サービスは、電子カルテやPACS、検診システム等と連携できるため、導入することで診療がスムーズになります。
病院側が準備するものはインターネット回線(通信速度が確保されたもの)と暗号通信可能なプロバイダ契約。遠隔画像診断サービスのデータ通信は暗号化され、第三者に盗み見られることのない、安全な通信を実現します。
また、必要な機器はRaPIDからレンタルできるので安心です。導入にかかる期間は最短で1か月程、平均2か月となっています。
一般診療の通常読影は翌営業日内に読影レポートを返却。緊急読影なら受付完了から2時間を目途に読影レポートを返却してくれます。遠隔画像診断サービスの中でも比較的返却スピードが速いサービスだと言えるでしょう。
ただし、検診の読影レポートは受付完了から3営以内の返却となっており、緊急読影には対応していませんので、お間違いのないようご注意ください。
通常読影の受付は平日の朝9時から夕方17時半まで。緊急読影の受付は平日朝9時から16時までとなっています。
RaPIDの遠隔画像診断サービスは、現在使用している設備に合った使いやすい遠隔画像診断サービスを求めている医療機関におすすめ。検診システム、電子カルテ、PACS等と連携できるので診療・検診がスムーズになります。導入する際にはインターネットの接続状況や接続先システムの調査を行い、必要な回線の準備について手順をサポートしてくれるので頼りになるでしょう。
RaPIDの他にも、当メディアでは迅速かつ柔軟に依頼できる遠隔画像診断サービスを厳選して紹介しています。「常勤の放射線診断専門医が辞めてしまった」「画像診断報告書の作成が間に合っていない」「専門外なので放射線診断専門医の所見がほしい」等の悩みを解決したいドクターは是非参考にしてみてください。
遠隔画像診断サービスを導入した医療機関の声は見つかりませんでした。
重要所見を見落とす主な原因と防ぐ方法を解説しているほか、遠隔画像診断サービスにより重要所見を拾い上げられた事例を掲載しています。
一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会に所属する企業委託型の遠隔画像診断サービスを対象として調査を実施(※1)。遠隔画像診断サービス選びにおいて欠かせない「品質・信頼性」「セキュリティ」「対応時間」という3つのポイント別に、おすすめの遠隔画像診断サービス提供企業を紹介しています。
自社開発クラウドシステムによる医師不足による医療の現場をサポート。
急なご依頼にもカスタマーチームによる
安心のサポート体制
調査時期:2022年11月~12月時点/下記条件に沿って調査・選定
調査対象:一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会(ATS)に所属する正会員55社のうち、公式HPにて遠隔画像診断サービスの詳細を確認できた27社(病院連携型を除く)
【選定条件】
(1)品質・信頼性:調査対象の中で、二次読影とレポートチェックを実施しており、登録読影医の個別情報(経験年数・資格・領域等)を唯一公開していたワイズ・リーディング
(2)セキュリティ:調査対象の中で、保健医療分野のプライバシーマーク(MEDIS)取得情報と、データセンターの多重拠点化情報(災害対策)を唯一確認できたセコム医療システム
(3)対応時間:調査対象の中で唯一、遠隔画像診断の依頼受付・当日返却を24時間・365日体制で実施している情報を確認できたドクターネット