放射線科読影支援サービス「ラジドク」、超音波読影支援サービス「エコドク」、心電図読影支援サービス「ナミドク」を提供しているYKR medical laboを調査。遠隔画像診断サービスの料金情報、品質やセキュリティ、対応時間に関する情報をまとめました。
初期費用 | 要問い合わせ |
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年額費用 | Light:20,000円 Basic:38,000円 Pro:70,000円 Enterprise:別途見積もり |
読影件数 | Light:年間5件(CT/MRI) Basic:年間10件(CT/MRI) Pro:年間20件(CT/MRI) Enterprise:全装置対象 |
上記はすべて税不明。読影料金は年額費用に含まれるため、プランごとに依頼できる読影件数・対象モダリティを記載しています。プランによって年額費用や撮影装置、依頼件数、サポート内容等が異なるため、ご注意ください。また、依頼内容によって月額費用、設置導入費用、連携費用(依頼書/画像/レポート連携がある場合)がかかる場合があります。
初期費用 | 要問い合わせ |
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月額費用 | 30,000円/月 |
心電図読影支援料 | 160円/件 |
上記はすべて税不明・YKR medical labo指定の読影システムを利用した場合の金額になります。利用する読影システムによって料金が変動する可能性があるため、詳しくは直接お問い合わせください。
初期費用 | 要問い合わせ |
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月額費用 | 30,000円/月 |
心電図読影支援料 | 400円/件 |
上記はすべて税不明・YKR medical labo指定の読影システムを利用した場合の金額になります。利用する読影システムによって料金が変動する可能性があるため、詳しくは直接お問い合わせください。
YKR medical laboは、医療機関ごとに専任担当の読影医を割り当てているのが特徴。読影医によるバラつきの無いサービスを提供しています。希望すれば、複数医師による「ダブル読影」も行ってくれます。
展開している遠隔画像診断サービスは3種類。放射線科読影支援サービス「ラジドク」は、各種診療画像・各種検診画像に対応しており、4種類の料金プランを展開しているのが特徴です。
超音波読影支援サービス「エコドク」は、US画像診断を得意領域としているYKR medical labo注目のサービスで、頚部・甲状腺・乳腺・心臓・腹部・下枝の超音波検査に対応しています。
心電図読影支援サービス「ナミドク」は、心電図の分析サポートを受けられるサービスです。いずれもYKR medical labo指定の読影システム以外を利用する場合は料金が変動します。
YKR medical laboの遠隔画像診断サービスは、他社の遠隔読影システムを利用しているのが特徴です。
国内にデータセンターを2拠点構えている株式会社ドクターネットの「Virtual-RAD」、Googleプラットフォームを活用しているエムネス株式会社の「LOOKREC」、Microsoftプラットフォームを活用している株式会社neoの「RULA」、開業医のデータファイリングを目的に開発された株式会社Medical-Inの「RS_Base」をラインナップしています。4種類の読影システムの中から、セキュリティの高さや使いやすさを考慮してシステムを選択することが可能。
また、医療機関が希望するセキュリティレベルに合わせたシステム構築にも対応しています。
YKR medical laboは、LINE公式アカウントのAIにて365日24時間体制で応答できる環境を整えています。
至急読影や再読影、ダブル診断などもLINEのメッセージひとつで依頼可能。オンライン端末からクラウドデータセンターに画像をアップロードし、放射線診断専門医がデータセンターにログインして読影する仕組みです。レポート返却は通常3営業日となっていますが、緊急の場合に限り、早期返却/至急読影依頼を無償で依頼できることがあります。
ただし、契約プランや依頼時の読影医の人数・体制などにより断られる可能性もありますので、基本的には時間に余裕をもって依頼したほうが良いでしょう。
YKR medical laboは、遠隔画像診断サービスの中でもUS画像診断を得意領域としています。そのため、循環器領域における心臓超音波検査、頚部・甲状腺・乳腺・腹部・下枝等の超音波検査の画像診断委託先を探している医療機関は一度相談してみると良いでしょう。
YKR medical laboの他にも、当メディアでは迅速かつ柔軟に依頼できる遠隔画像診断サービスを厳選して紹介しています。「常勤の放射線診断専門医が辞めてしまった」「画像診断報告書の作成が間に合っていない」「専門外なので放射線診断専門医の所見がほしい」等の悩みを解決したいドクターは是非参考にしてみてください。
遠隔画像診断サービスを導入した医療機関の声は見つかりませんでした。
重要所見を見落とす主な原因と防ぐ方法を解説しているほか、遠隔画像診断サービスにより重要所見を拾い上げられた事例を掲載しています。
一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会に所属する企業委託型の遠隔画像診断サービスを対象として調査を実施(※1)。遠隔画像診断サービス選びにおいて欠かせない「品質・信頼性」「セキュリティ」「対応時間」という3つのポイント別に、おすすめの遠隔画像診断サービス提供企業を紹介しています。
自社開発クラウドシステムによる医師不足による医療の現場をサポート。
急なご依頼にもカスタマーチームによる
安心のサポート体制
調査時期:2022年11月~12月時点/下記条件に沿って調査・選定
調査対象:一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会(ATS)に所属する正会員55社のうち、公式HPにて遠隔画像診断サービスの詳細を確認できた27社(病院連携型を除く)
【選定条件】
(1)品質・信頼性:調査対象の中で、二次読影とレポートチェックを実施しており、登録読影医の個別情報(経験年数・資格・領域等)を唯一公開していたワイズ・リーディング
(2)セキュリティ:調査対象の中で、保健医療分野のプライバシーマーク(MEDIS)取得情報と、データセンターの多重拠点化情報(災害対策)を唯一確認できたセコム医療システム
(3)対応時間:調査対象の中で唯一、遠隔画像診断の依頼受付・当日返却を24時間・365日体制で実施している情報を確認できたドクターネット