人手不足な医療施設のための遠隔画像診断メディア Remorepo
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メディカルイメージラボ

メディカルイメージラボのHPキャプチャ画像
引用元:メディカルイメージラボ公式HP
(https://xmil.or.jp/)

北海道大学放射線科医の教授らが中心となり編成されたNPO法人「メディカルイメージラボ」のサービスを調査しました。遠隔画像診断サービスの料金情報、品質やセキュリティ、対応時間に関する情報をご紹介しています。

遠隔画像診断サービスの料金

メディカルイメージラボが提供するクラウド型の画像管理通信システム「Medical Image Place」の料金タイプは2通り。

連携病院向け 年間120,000円~600,000円(税不明)
読影サービス
事業者向け
1検査あたり250円(税不明)

初期導入費用、月額利用料、読影料金などは公開されていませんでした。サービス内容により料金は変動するため、気になる方は直接お問い合わせください。

メディカルイメージラボの
遠隔画像診断サービスの特徴

北海道にある医療機関
42施設と連携

メディカルイメージラボは、2015年に設立されたNPO法人です。北海道大学放射線科医の教授らが中心となり組織を編成。

画像診断センターと提携し、北海道にある医療機関と連携しながら、遠隔画像診断サービスを提供しています。2021年度の連携医療機関数は42施設、総読影医数は61人、総読影件数は100,283件(※1)にも上ります(※総読影件数の21%はネットホスピタルへの外部委託)。

また、多くの患者さんが安心して放射線治療を受けられる未来を目指して、道内の放射線治療医師らと連携し、遠隔による放射線治療支援事業も手掛けています。

Canonと共同開発した
クラウド型の読影システム

メディカルイメージラボの遠隔画像診断サービスでは、Canonと共同開発したクラウド型の画像管理通信システム「Medical Image Place」を利用しています。

Canonが提供しているIaaS型のクラウドサービス「SOLTAGE」を基盤としているため、総合セキュリティソフトESETを標準搭載。クラウドでもセキュリティレベルの高い通信環境を実現しています。

ビューワーには、過去比較のためのレジストレーション機能が標準搭載。正常画像との比較や左右比較、類似病変との比較を可能にしています。

レポート返送の所要日数を
約2日間で維持

メディカルイメージラボは継続的に安定した読影体制を維持するため、契約医療機関との連携強化を図り、業務の維持・改善に積極的に取り組んでいる企業です。

2018年度から2019年度にかけて、読影レポートの返送にかかる平均日数を約2日間で維持(※2)。

また、2021年度の総読影件数100,283件(※3)を踏まえると、1か月あたり約8,356件の画像診断に対応できるキャパシティがあることがわかります。

遠隔画像診断による
画像診断管理加算を見る

地域医療と連携したい
北海道の医療機関におすすめ

メディカルイメージラボは、北海道にある医療機関と連携しながら、遠隔画像診断サービスを提供している会社です。北海道の医療機関であれば、サービスを利用することで北海道内の医療機関・放射線科医の繋がりが必然的に増え、連携を取りやすくなるでしょう。

メディカルイメージラボの他にも、当メディアでは迅速かつ柔軟に依頼できる遠隔画像診断サービスを厳選して紹介しています。「常勤の放射線診断専門医が辞めてしまった」「画像診断報告書の作成が間に合っていない」「専門外なので放射線診断専門医の所見がほしい」等の悩みを解決したいドクターは是非参考にしてみてください。

遠隔画像診断サービス
おすすめ3選を見る

遠隔画像診断サービスを
導入した医療機関の声

専門医不足解消と
サービス向上を目的として導入

北海道中央労災病院では、CT・MRI遠隔画像診断システムを導入し運用しています。これは北海道大学発ベンチャー企業(株)メディカルイメージラボ(MIL)へ、デジタル医用画像を専用回線にて送信し、北大放射線科医による遠隔医療画像を読影する支援システムです。

このシステムは地方病院における画像診断専門医が絶対数不足という問題の解決手段として、近年全国的に注目され益々普及すると思われます。

メディカルイメージラボの概要

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重要所見の見落としを防ぐ
遠隔画像診断
サービスの仕組み

重要所見を見落とす主な原因と防ぐ方法を解説しているほか、遠隔画像診断サービスにより重要所見を拾い上げられた事例を掲載しています。

重視するポイント別に見る
企業委託型の
遠隔画像診断サービス3選

一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会に所属する企業委託型の遠隔画像診断サービスを対象として調査を実施(※1)。遠隔画像診断サービス選びにおいて欠かせない「品質・信頼性」「セキュリティ」「対応時間」という3つのポイント別に、おすすめの遠隔画像診断サービス提供企業を紹介しています。

読影の品質や信頼性
重視するなら
チェック体制と自社開発クラウドシステムで選ぶ
ワイズ・リーディング
ワイズリーディング_キャプチャ
画像引用元:ワイズ・リーディング公式サイト
(https://www.ysreading.co.jp/service/ys-report)

自社開発クラウドシステムによる医師不足による医療の現場をサポート。
急なご依頼にもカスタマーチームによる
安心のサポート体制

オンプレミス
クラウド

ワイズ・リーディングの
サービス詳細を見る

セキュリティ対策
重視するなら
情報の取扱制度や保管方法で選ぶ
セコム医療システム
セコム医療システム_キャプチャ
画像引用元:セコム医療システム公式サイト
(https://medical.secom.co.jp/it/hospinet/)

保健医療分野のPマーク取得企業(※2)
東西のデータセンターにて画像を保管

オンプレミス
クラウド

セコム医療システムの
サービス詳細を見る

画像診断の対応時間
重視するなら
読影依頼・返却スケジュールで選ぶ
ドクターネット
ドクターネット_キャプチャ
画像引用元:ドクターネット公式サイト
(https://dr-net.co.jp/)

読影依頼・当日返却の要望に
24時間365日対応できる体制を構築

オンプレミス
クラウド

ドクターネットの
サービス詳細を見る

調査時期:2022年11月~12月時点/下記条件に沿って調査・選定
調査対象:一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会(ATS)に所属する正会員55社のうち、公式HPにて遠隔画像診断サービスの詳細を確認できた27社(病院連携型を除く)

【選定条件】
(1)品質・信頼性:調査対象の中で、二次読影とレポートチェックを実施しており、登録読影医の個別情報(経験年数・資格・領域等)を唯一公開していたワイズ・リーディング
(2)セキュリティ:調査対象の中で、保健医療分野のプライバシーマーク(MEDIS)取得情報と、データセンターの多重拠点化情報(災害対策)を唯一確認できたセコム医療システム
(3)対応時間:調査対象の中で唯一、遠隔画像診断の依頼受付・当日返却を24時間・365日体制で実施している情報を確認できたドクターネット