人手不足な医療施設のための遠隔画像診断メディア Remorepo
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STERS

STERSのHPキャプチャ画像
引用元:STERS公式HP
(https://er-support.jp/)

STERSは、時差とインターネットを利用して、夜間に海外の放射線科医へ読影を緊急依頼できるシステムを構築している会社です。サービスの特徴や料金情報、品質やセキュリティ、対応時間に関する情報を調査しました。

遠隔画像診断サービスの料金

STERSは初期費用・月額費用・読影料金を公開していません。気になる方は直接お問い合わせください。

STERSの
遠隔画像診断サービスの特徴

海外の時差を利用する読影体制

STERSの遠隔画像診断サービスは、「時差」と「インターネット」を利用して、医療機関と海外在住の放射線科医を結んでいるのが特徴です。9名の在籍医が曜日・時間帯でシフトを組み、その時間帯のシフトに入る医師が一人で複数の読影を実施。

準夜帯(18:00~24:00)は基本的に国内医師が担当し、深夜帯(24:00~翌朝9:00)は基本的に日本の医師免許を持つ海外在住の医師が対応(※1)。深夜帯の人手が足りない場合に限り、国内医師も深夜帯の読影を実施している状況です。読影医が不足している夜間緊急病院にとって、非常に頼りになる存在でしょう。

読影依頼の
対応遅れ・見逃しを防ぐ仕組み

STERSは、国内の画像診断医が不足している課題と、夜間・休日に勤務している放射線科専門医がほとんどいないという課題に向き合っている会社です。

これらの課題を解決すべく、「夜間緊急時の即時対応」を大事にしています。読影の依頼があると担当医にメールが届き、電話が鳴るシステムを導入。15分後に診断が完了していない場合、再度メールが届くシステムとなっているため、対応が遅れるリスクや見逃しを防止しています。読影医はクラウド上で診断を実施します(※2)。

深夜帯も50分を目安に即時対応

STERSの代表を務めているのは、聖マリアンナ医大病院救急医学救急画像診断部の部門責任者・松本純一医師(※3)。救急放射線科医として、時間帯や場所を問わず、画像診断を提供できる体制を整えることを目標に、医療DXを推進しています。

夜間救急遠隔即時コンサルテーション「STERS」もその一環です。STERS公式サイトの情報によると、サービス導入後、読影医のコメントが届く時間の目安は50分とのこと(※)。夜間・緊急の依頼でも即時対応が期待できます。

遠隔画像診断による
画像診断管理加算を見る

読影医が不足している
夜間緊急病院におすすめ

夜間・休日に勤務している放射線科専門医がほとんどいないという課題に向き合い、深夜・緊急の依頼でも即時対応しているSTERS。夜間救急は手薄になりがちですが、遠隔画像診断サービスを導入すれば当直の負担を大きく軽減できます。

STERSの他にも、当メディアでは迅速かつ柔軟に依頼できる遠隔画像診断サービスを厳選して紹介しています。「常勤の放射線診断専門医が辞めてしまった」「画像診断報告書の作成が間に合っていない」「専門外なので放射線診断専門医の所見がほしい」等の悩みを解決したいドクターは是非参考にしてみてください。

遠隔画像診断サービス
おすすめ3選を見る

遠隔画像診断サービスを
導入した医療機関の声

遠隔画像診断サービスを導入した医療機関の声は見つかりませんでした。

STERSの概要

PR
重要所見の見落としを防ぐ
遠隔画像診断
サービスの仕組み

重要所見を見落とす主な原因と防ぐ方法を解説しているほか、遠隔画像診断サービスにより重要所見を拾い上げられた事例を掲載しています。

重視するポイント別に見る
企業委託型の
遠隔画像診断サービス3選

一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会に所属する企業委託型の遠隔画像診断サービスを対象として調査を実施(※1)。遠隔画像診断サービス選びにおいて欠かせない「品質・信頼性」「セキュリティ」「対応時間」という3つのポイント別に、おすすめの遠隔画像診断サービス提供企業を紹介しています。

読影の品質や信頼性
重視するなら
チェック体制と自社開発クラウドシステムで選ぶ
ワイズ・リーディング
ワイズリーディング_キャプチャ
画像引用元:ワイズ・リーディング公式サイト
(https://www.ysreading.co.jp/service/ys-report)

自社開発クラウドシステムによる医師不足による医療の現場をサポート。
急なご依頼にもカスタマーチームによる
安心のサポート体制

オンプレミス
クラウド

ワイズ・リーディングの
サービス詳細を見る

セキュリティ対策
重視するなら
情報の取扱制度や保管方法で選ぶ
セコム医療システム
セコム医療システム_キャプチャ
画像引用元:セコム医療システム公式サイト
(https://medical.secom.co.jp/it/hospinet/)

保健医療分野のPマーク取得企業(※2)
東西のデータセンターにて画像を保管

オンプレミス
クラウド

セコム医療システムの
サービス詳細を見る

画像診断の対応時間
重視するなら
読影依頼・返却スケジュールで選ぶ
ドクターネット
ドクターネット_キャプチャ
画像引用元:ドクターネット公式サイト
(https://dr-net.co.jp/)

読影依頼・当日返却の要望に
24時間365日対応できる体制を構築

オンプレミス
クラウド

ドクターネットの
サービス詳細を見る

調査時期:2022年11月~12月時点/下記条件に沿って調査・選定
調査対象:一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会(ATS)に所属する正会員55社のうち、公式HPにて遠隔画像診断サービスの詳細を確認できた27社(病院連携型を除く)

【選定条件】
(1)品質・信頼性:調査対象の中で、二次読影とレポートチェックを実施しており、登録読影医の個別情報(経験年数・資格・領域等)を唯一公開していたワイズ・リーディング
(2)セキュリティ:調査対象の中で、保健医療分野のプライバシーマーク(MEDIS)取得情報と、データセンターの多重拠点化情報(災害対策)を唯一確認できたセコム医療システム
(3)対応時間:調査対象の中で唯一、遠隔画像診断の依頼受付・当日返却を24時間・365日体制で実施している情報を確認できたドクターネット