ネットホスピタルの遠隔画像診断サービスの料金、特徴、導入に向いた医療機関、会社情報などをまとめました。
ネットホスピタルは初期費用・月額費用・読影料金を公開していません。気になる方は直接お問い合わせください。
ネットホスピタルは、医薬品卸大手「スズケン」のグループ企業。1995年にCT/MRI用の遠隔画像診断支援システムを構築し、サービスを提供し続けています。
2022年4月時点で医療機関450施設と契約しており、130名以上の放射線診断専門医に読影を依頼できる体制を築いています(※1)。また、心電図の遠隔読影・解析サービスも手掛けているのが特徴です。
遠隔画像診断のサービスプランは2種類。依頼専用端末を設置するオンプレミス型のプラン(基本料金+読影料金)と、既存のパソコンから必要な時だけ読影料金のみで依頼できるクラウド型のプラン(ワンタイム読影サービス)を用意しています。
オンプレミス型のプランは、セキュリティが高度な医療用通信プロトコル「DICOM」にて機器を接続し、専用端末で常時データをやり取り。クラウド型のプランは、情報機密性が高いGoogleアカウントを活用します。
読影を依頼する頻度や遠隔画像診断サービスと連携したい範囲によって、適したサービスプランを選択することが可能です。
ネットホスピタルは月曜から土曜にわたり、9時から18時まで読影依頼を受付しています。CT/MRIの読影は17時までに依頼すると、最短で翌営業日に読影レポートを返却。17時以降の依頼は翌営業日の受付扱いとなるまで注意しましょう。
また、緊急を要する依頼にも対応できるよう、依頼完了から2時間以内に読影レポートを返却する「至急読影」メニューも用意しています。
ネットホスピタルは、株式会社スズケンケンツ事業部からホルター心電図解析サービス事業を継承し、2022年4月1日時点で3,000の医療機関と契約しています(※2)。そのため、心電図検査の読影・解析を依頼したい循環器内科におすすめです。
ネットホスピタルの他にも、当メディアでは迅速かつ柔軟に依頼できる遠隔画像診断サービスを厳選して紹介しています。「常勤の放射線診断専門医が辞めてしまった」「画像診断報告書の作成が間に合っていない」「専門外なので放射線診断専門医の所見がほしい」等の悩みを解決したいドクターは是非参考にしてみてください。
遠隔画像診断サービスを導入した医療機関の声は見つかりませんでした。
重要所見を見落とす主な原因と防ぐ方法を解説しているほか、遠隔画像診断サービスにより重要所見を拾い上げられた事例を掲載しています。
一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会に所属する企業委託型の遠隔画像診断サービスを対象として調査を実施(※1)。遠隔画像診断サービス選びにおいて欠かせない「品質・信頼性」「セキュリティ」「対応時間」という3つのポイント別に、おすすめの遠隔画像診断サービス提供企業を紹介しています。
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調査時期:2022年11月~12月時点/下記条件に沿って調査・選定
調査対象:一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会(ATS)に所属する正会員55社のうち、公式HPにて遠隔画像診断サービスの詳細を確認できた27社(病院連携型を除く)
【選定条件】
(1)品質・信頼性:調査対象の中で、二次読影とレポートチェックを実施しており、登録読影医の個別情報(経験年数・資格・領域等)を唯一公開していたワイズ・リーディング
(2)セキュリティ:調査対象の中で、保健医療分野のプライバシーマーク(MEDIS)取得情報と、データセンターの多重拠点化情報(災害対策)を唯一確認できたセコム医療システム
(3)対応時間:調査対象の中で唯一、遠隔画像診断の依頼受付・当日返却を24時間・365日体制で実施している情報を確認できたドクターネット