検診の画像診断に力を入れているAIメディカルのサービスを調査しました。遠隔画像診断サービスの料金情報、品質やセキュリティ、対応時間に関する情報をご紹介しています。
初期費用 | 100,000円~(機器設置費・送信端末接続費) |
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月額費用 | 44,000円(送信端末レンタル費・保守料含) |
読影費用 | CT/MRI:3,300円/件 マンモグラフィ:1,430円/件 胸部単純CR:880円/件 透視検査:1,760円/件 |
上記はすべて税込です。読影料金は「通常検査」を参照しています。検診の読影料金や、CD-R郵送によるデリバリー読影は費用が一部異なりますのでご注意ください。
AIメディカルは「健診向け遠隔読影サービス」に注力している会社です。業務提携を結んでいるエクセル・クリエイツ社の「FORZ(フォルツ)」システムを採用しているのが特徴。レポート作成はもちろん、PACS・検査・健診・放射線情報などを総合管理できるシステムです。検診システム製造元と連携し、細やかなサポートを実現します。
読影においては、ダブル読影、トリプル読影、総合判定に対応することで品質を担保。今後は、開発中のAI(人工知能)を応用した画像診断システムを利用予定(時期未定)とのこと。実現すればよりスピーディーかつバラつきのない画像診断が可能になるでしょう。
AIメディカルが採用しているエクセル・クリエイツ社の「FORZ(フォルツ)」システムは、耐久性と安全性に優れている日本国内のデータセンターを利用。暗号化された通信や画像をデバイスに残さないため、情報漏洩のリスクが少ない高セキュリティなシステムだといえます。各種VPNにも対応しており、利用者に合わせた様々な方法でセキュリティ対策をとることが可能です。
また、CD-R郵送によるデリバリー読影サービスも用意。インターネットを使用せずに読影を依頼することもできます。
AIメディカルの遠隔画像診断サービス依頼・レポート返却時間は、利用するサービスによって変わります。
健診の読影は平日9時から18時まで受付を実施。依頼日から3営以内に返却しています。
通常検査の読影は、検診と同じ時間帯の他、土曜日の9時から17時までの時間帯も受付。依頼日の翌営昼12時までに返却しています。
デリバリー読影は、受付完了日より3営から7営以内に返却するスケジュールです。いずれもスライス枚数加算がないため、利用しやすいでしょう。
AIメディカルは、人員が必要とされるダブル読影・トリプル読影・総合判定まで対応しているのが特徴です。スライス枚数加算もないため、検診画像の診断をまとめて依頼したい医療機関におすすめ。今後はAI(人工知能)を応用した画像診断システムを利用予定(時期未定)とのことなので、実現すればよりスピーディーな納品が期待できるでしょう。
AIメディカルの他にも、当メディアでは迅速かつ柔軟に依頼できる遠隔画像診断サービスを厳選して紹介しています。「常勤の放射線診断専門医が辞めてしまった」「画像診断報告書の作成が間に合っていない」「専門外なので放射線診断専門医の所見がほしい」等の悩みを解決したいドクターは是非参考にしてみてください。
遠隔画像診断サービスを導入した医療機関の声は見つかりませんでした。
重要所見を見落とす主な原因と防ぐ方法を解説しているほか、遠隔画像診断サービスにより重要所見を拾い上げられた事例を掲載しています。
一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会に所属する企業委託型の遠隔画像診断サービスを対象として調査を実施(※1)。遠隔画像診断サービス選びにおいて欠かせない「品質・信頼性」「セキュリティ」「対応時間」という3つのポイント別に、おすすめの遠隔画像診断サービス提供企業を紹介しています。
自社開発クラウドシステムによる医師不足による医療の現場をサポート。
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安心のサポート体制
調査時期:2022年11月~12月時点/下記条件に沿って調査・選定
調査対象:一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会(ATS)に所属する正会員55社のうち、公式HPにて遠隔画像診断サービスの詳細を確認できた27社(病院連携型を除く)
【選定条件】
(1)品質・信頼性:調査対象の中で、二次読影とレポートチェックを実施しており、登録読影医の個別情報(経験年数・資格・領域等)を唯一公開していたワイズ・リーディング
(2)セキュリティ:調査対象の中で、保健医療分野のプライバシーマーク(MEDIS)取得情報と、データセンターの多重拠点化情報(災害対策)を唯一確認できたセコム医療システム
(3)対応時間:調査対象の中で唯一、遠隔画像診断の依頼受付・当日返却を24時間・365日体制で実施している情報を確認できたドクターネット