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脳幹の遠隔画像診断とは?

脳幹は、呼吸や意識、循環に関わる重要な組織です。画像診断で病変を見落とすと、重大な結果につながる恐れがあります。本記事では、脳幹の遠隔画像診断の方法と料金、遠隔画像診断で分かる脳幹の主な病気を紹介します。

脳幹の遠隔画像診断の方法と料金

CT検査

CT検査は、迅速性と簡便性に優れているため、急性期の脳出血評価に用いられています。ただし、脳幹を納める後頭蓋窩は構造が複雑でアーチファクトが多いため、スライス厚を3~5mm程度に調整することが一般的です。

一方で、スライス厚を薄くすると、画像ノイズが増加します。脳幹のCT検査では、撮影条件を適切に設定することが重要です。

自施設に専門医が在籍していない場合は、遠隔画像診断を利用して画像診断の専門性を高められます。料金は、サービス内容や契約形態、撮影条件などによって大きく異なりますが、目安は次の通りです。

項目 料金相場
読影費用 2,000~3,000円程度/件
部位加算 1,000~3,000円程度/部位
時間外加算 500~1,000円程度/件

MRI検査

MRI検査では、組織ごとの信号の差をコントラストとして表せるため、脳の構造や病変の変化を詳細に描出できます。放射線被ばくのリスクがない点も特徴です。一方で、CT検査ほどの迅速性や簡便性はありません。梗塞の疑いがあり、脳幹の状態を詳しく評価したいケースで用いられています。

遠隔画像診断の料金はCT検査と大きく変わりません。脳MRIについては、以下のページに詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

脳MRIにおける遠隔画像診断とは?

脳幹の遠隔画像診断で分かる病気

脳幹梗塞

脳幹で梗塞が起こる疾患です。頭痛や複視、平衡障害などの症状を引き起こします。急性期の脳幹梗塞の診断では、CT検査とともにMRI検査の拡散強調画像(DWI)が用いられています。拡散強調画像は、発症早期に変化を描出できる手法です。

早期の脳梗塞では症状が現れていても画像所見に異常を認めない場合があるため、偽陰性に注意が必要です。急性脳梗塞における偽陰性率は、5.8~17%と報告されています。

参照元:【PDF】浦口 健介ら「初回 MRI で偽陰性だった 脳幹・小脳梗塞症例の検討」(1ページ)(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/119/10/119_1290/_pdf)

脳幹出血

脳幹で出血が起きる疾患です。高血圧による動脈硬化や血管奇形などと関わりがあります。出血した部位に応じて、眼球運動障害や運動麻痺、意識障害など、さまざまな症状が現れます

出血の有無を調べるため、迅速性に特徴があるCT検査を実施することが一般的です。

脳幹の遠隔画像診断を検討しよう!

脳幹は、生命維持に関わる重要な組織です。わずかな見落としが、重大な結果につながることもあります。画像診断に関わる専門医が常駐していない場合は、遠隔画像診断サービスを利用することで専門性を高められます。サービス内容や利用料金は運営会社で異なるため、比較検討したうえでニーズに合うサービスを選択することが重要です。

当サイトでは、遠隔画像診断に関する情報をわかりやすく提供しています。遠隔画像診断サービスに興味がある方は、以下の関連記事も参考にしてください。

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