大学病院や医療機関と業務提携を結び、遠隔画像診断サービスを提供している「和歌山遠隔画像診断センター」を調査。遠隔画像診断サービスの料金情報、品質やセキュリティ、対応時間に関する情報をまとめました。
和歌山遠隔画像診断センターは初期費用・月額費用・読影料金を公開していません。気になる方は直接お問い合わせください。
和歌山遠隔画像診断センターは2007年2月に設立。遠隔画像診断のほか、医療機器のコンサルティング、遠隔画像診断技術の研究等、関連する事業を総合的に手掛けています。
和歌山県立医科大学附属病院の放射線科教室や和歌山県内の医療法人と業務提携(※1)し、各医療機関の読影医協力のもと読影を実施。過去検査画像があれば比較読影も依頼できます。
キー画像を貼付した読影レポートを作成しているので、専門領域以外の読影レポートにおいても視覚的に分かりやすいでしょう。
和歌山遠隔画像診断センターが公式サイトにて公表している遠隔画像診断システムの一例によると、医療機関のモダリティとサーバを連携した後、VPN専用回線を利用。暗号化通信によるデータのやり取りで、セキュアなネットワーク環境を実現します。
また、読影に携わる社員や読影医に対して秘密保持義務の徹底。患者情報や画像データが画像読影の目的以外で許可なく使用されることがないよう、保存システムのセキュリティを管理しています。
和歌山遠隔画像診断センターは、遠隔画像診断サービスの受付時間を公開していません。電話・FAX・メールにて問い合わせを受け付けており、医療機関に適したネットワークシステムの構築が完了した後、システム経由で読影を依頼できるようになります。
読影レポートは、依頼完了から原則3日以内に返却。主治医と読影医のコミュニケーションを大切にしているため、読影医が直接医療機関を訪問し、診断・治療に関する情報交換を行うケースもあります。
和歌山遠隔画像診断センターの遠隔画像診断サービスならではの特徴は、読影医が積極的な情報交換を行っていること。時には直接対話をしてコミュニケーションを図れます。判断が難しい画像診断のセカンドオピニオンとして活用するのも良いでしょう。
和歌山遠隔画像診断センターの他にも、当メディアでは迅速かつ柔軟に依頼できる遠隔画像診断サービスを厳選して紹介しています。「常勤の放射線診断専門医が辞めてしまった」「画像診断報告書の作成が間に合っていない」「専門外なので放射線診断専門医の所見がほしい」等の悩みを解決したいドクターは是非参考にしてみてください。
遠隔画像診断サービスを導入した医療機関の声は見つかりませんでした。
重要所見を見落とす主な原因と防ぐ方法を解説しているほか、遠隔画像診断サービスにより重要所見を拾い上げられた事例を掲載しています。
一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会に所属する企業委託型の遠隔画像診断サービスを対象として調査を実施(※1)。遠隔画像診断サービス選びにおいて欠かせない「品質・信頼性」「セキュリティ」「対応時間」という3つのポイント別に、おすすめの遠隔画像診断サービス提供企業を紹介しています。
自社開発クラウドシステムによる医師不足による医療の現場をサポート。
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調査時期:2022年11月~12月時点/下記条件に沿って調査・選定
調査対象:一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会(ATS)に所属する正会員55社のうち、公式HPにて遠隔画像診断サービスの詳細を確認できた27社(病院連携型を除く)
【選定条件】
(1)品質・信頼性:調査対象の中で、二次読影とレポートチェックを実施しており、登録読影医の個別情報(経験年数・資格・領域等)を唯一公開していたワイズ・リーディング
(2)セキュリティ:調査対象の中で、保健医療分野のプライバシーマーク(MEDIS)取得情報と、データセンターの多重拠点化情報(災害対策)を唯一確認できたセコム医療システム
(3)対応時間:調査対象の中で唯一、遠隔画像診断の依頼受付・当日返却を24時間・365日体制で実施している情報を確認できたドクターネット