ネット・メディカルセンターの遠隔画像診断サービスの料金、特徴や会社情報などをまとめました。
初期費用 | 88,000円~165,000円 |
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月額費用 | 55,000円(読影依頼端末1台あたり) |
読影費用 | CT:2,200円/部位 MRI:2,750円/部位 CT(冠動脈CTA):3,300円/部位 CT(大腸3D):3,300円/部位 |
上記はすべて税込です。1検査あたりの読影依頼は、原則として連続する2部位(胸部~上腹部など)まで。100枚以上はスライス枚数加算があります。上記とは別途、通信回線利用料・VPN利用料金・用紙・トナー類消耗品などが発。オプションの特急読影(1時間以内レポート返送)は1件あたり1,000円割増になります。
その他、検査件数、レポート印刷部数によって費用は変動しますのでご注意ください。
ネット・メディカルセンターは、九州でインターネットプロバイダー事業を手掛ける九電工のグループ企業。九州大学と九電工が共同開発した遠隔画像診断支援システム「NRS2000」を主体事業として、2000年に設立されました。
2022年11月時点で九州・沖縄エリアに計5つの読影センターを設置(※1)しているほか、九州各地の大学医学部や病院の専門医の協力を得ながら遠隔画像診断支援サービスを提供しています。
遠隔画像診断支援サービスの他、情報端末の提供・システムの構築・保守などの管理を代行する「遠隔画像診断ASPサービス」も利用可能です。
ネット・メディカルセンターでは、遠隔画像診断支援サービスの画像データ・読影情報をすべて、グループ会社の九電工データセンターにて一元管理しています。
通信回線はセキュリティレベルの高いVPN接続を利用しているほか、ファイアーウォール、バックアップシステムも完備。データの盗難を防ぐために、入退室の管理も徹底しています。
インターネットプロバイダー事業とインフラネット構築事業を主軸とする九電工グループのノウハウを余すことなく活用。高品質なサービスをコストダウンして提供することに成功しています。
ネット・メディカルセンターは、緊急度に合わせて選べるよう、読影プランを2つ用意しているのが特徴です。
「通常」プランは、読影依頼を随時受付しており、翌営業日中にレポートを返却してくれます。
「特急」プランは、平日10時から17時の依頼に限り、1時間以内にレポートを返却するオプション(※冠動脈CTAと大腸3D検査は対象外)。割増料金が1,000円必要になりますが、緊急時の依頼に対応できるのは非常に便利です。
ネット・メディカルセンターは、九州各地の大学医学部や病院の専門医の協力を得ながら遠隔画像診断支援サービスを提供している会社です。九州エリアで地域密着型の画像診断サービスを探している医療機関におすすめ。地域と連携して、きめ細やかなサービスを提供してくれるでしょう。
ネット・メディカルの他にも、当メディアでは迅速かつ柔軟に依頼できる遠隔画像診断サービスを厳選して紹介しています。「常勤の放射線診断専門医が辞めてしまった」「画像診断報告書の作成が間に合っていない」「専門外なので放射線診断専門医の所見がほしい」等の悩みを解決したいドクターは是非参考にしてみてください。
遠隔画像診断サービスを導入した医療機関の声は見つかりませんでした。
重要所見を見落とす主な原因と防ぐ方法を解説しているほか、遠隔画像診断サービスにより重要所見を拾い上げられた事例を掲載しています。
一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会に所属する企業委託型の遠隔画像診断サービスを対象として調査を実施(※1)。遠隔画像診断サービス選びにおいて欠かせない「品質・信頼性」「セキュリティ」「対応時間」という3つのポイント別に、おすすめの遠隔画像診断サービス提供企業を紹介しています。
自社開発クラウドシステムによる医師不足による医療の現場をサポート。
急なご依頼にもカスタマーチームによる
安心のサポート体制
調査時期:2022年11月~12月時点/下記条件に沿って調査・選定
調査対象:一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会(ATS)に所属する正会員55社のうち、公式HPにて遠隔画像診断サービスの詳細を確認できた27社(病院連携型を除く)
【選定条件】
(1)品質・信頼性:調査対象の中で、二次読影とレポートチェックを実施しており、登録読影医の個別情報(経験年数・資格・領域等)を唯一公開していたワイズ・リーディング
(2)セキュリティ:調査対象の中で、保健医療分野のプライバシーマーク(MEDIS)取得情報と、データセンターの多重拠点化情報(災害対策)を唯一確認できたセコム医療システム
(3)対応時間:調査対象の中で唯一、遠隔画像診断の依頼受付・当日返却を24時間・365日体制で実施している情報を確認できたドクターネット