耳・聴神経の遠隔画像診断とは、耳や音を脳へ伝える聴神経の異常を、レントゲン・CT・MRI・超音波(エコー)などの画像を使用して、専門医がオンラインで診断する仕組みのことです。聴神経の損傷や腫瘍は聴力低下や耳鳴りの原因になる恐れもあるため、早期発見・早期治療が欠かせません。
ここでは、耳・聴神経の遠隔画像診断サービスの導入を検討する際に役立てられるよう、診断の方法や料金、診断できる疾患について解説します。
耳・聴神経の損傷や腫瘍を診断する主な方法は以下の4種類です。
超音波は耳や側頭部の浅い部分をリアルタイムで観察するのに有効です。レントゲンは撮影が短時間で済むことに加え、たいていの医療機関で必要な機器が揃っているのがメリットといえるでしょう。遠隔画像診断で専門医が骨構造を確認したい場合には、CTが非常に有効です。鼓室や内耳道など、耳の奥まった部分を撮影するのに優れています。MRIは神経や軟部組織、血流、腫瘍などを多方向から高解像度で撮影できるもので、耳・聴神経の遠隔画像診断ではよく用いられます。
遠隔画像診断の費用相場は、1枚2,000~3,000円程度です。超音波やレントゲンは、CTやMRIと比較して安価なのが特徴です。CTやMRIは装置が高額になることに加え、画像解析の費用や人件費がかかるため、費用が高額になります。
遠隔画像診断会社によっては、診断費用に加えて、初期費用や月額費用などが必要です。
聴神経腫瘍は、脳腫瘍全体の約10%を占める腫瘍であり、聴力や顔面の感覚に影響を及ぼすことがあります。症状が進行するとめまいやふらつきが起こることもあるため、遠隔画像診断による早期発見が不可欠です。
突発性難聴は、片耳の聴力が急激に落ちる症状で、血流障害やウイルス感染などが原因です。長期的な耳鳴りに悩まされることもあるため、CTやMRIによる症状の観察が欠かせません。
耳・聴神経の損傷や症状の遠隔画像診断では、超音波・レントゲン・CT・MRIと4つの方法が主に使用されます。より詳細で高解像度の画像を撮影する場合には、CTやMRIが用いられるでしょう。耳・聴神経の異常を早期に発見し、治療することが、後遺症のリスクを最小限に抑えるポイントです。
耳・聴神経の画像診断を行う方法のひとつとして、外部の専門医に診断を委託する遠隔画像診断サービスを利用する方法もあります。遠隔画像診断サービスの導入に際して、診断体制を整えるとともに、利用する患者さんの人数や全体に占める割合などを把握しなければなりません。
以下のページでは部位別の遠隔画像診断の有効性についてご紹介していますので、導入の際の参考としてご覧ください。

重要所見を見落とす主な原因と防ぐ方法を解説しているほか、遠隔画像診断サービスにより重要所見を拾い上げられた事例を掲載しています。
一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会に所属する企業委託型の遠隔画像診断サービスを対象として調査を実施(※1)。遠隔画像診断サービス選びにおいて欠かせない「品質・信頼性」「セキュリティ」「対応時間」という3つのポイント別に、おすすめの遠隔画像診断サービス提供企業を紹介しています。

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調査時期:2022年11月~12月時点/下記条件に沿って調査・選定
調査対象:一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会(ATS)に所属する正会員55社のうち、公式HPにて遠隔画像診断サービスの詳細を確認できた27社(病院連携型を除く)
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