腎臓の遠隔画像診断とは、体内の老廃物や余分な水分の排出を行っている腎臓の不調や異常をCT、MRI、超音波(エコー)を利用して、遠隔地にいる専門医の診断を仰ぐサービスです。腎臓が不調を抱えると老廃物が体内に溜まり食欲不振や吐き気、集中力低下、むくみ、高血圧を引き起こす恐れがあります。腎臓の不調の原因を素早く特定することが非常に重要です。
ここでは、腎臓の遠隔画像診断サービスの導入を検討する際に役立てられるよう、診断の方法や診断できる疾患について解説します。
腎臓の不調を撮影・診断する主な方法は以下の4種類です。
超音波:約1,500円。検査時間が10分前後と短いため、身体への負担が少ない。
レントゲン:数百円~3,000円。腎臓や膀胱の位置を把握するのに役立つ。簡便・短時間で撮影可能。
CT:約2,000〜3,500円。X線と造影剤を使用して、血管や腎臓内部の様子を鮮明に撮影できる。20分程度の検査時間が必要。
MRI:約2,500〜3,500円。造影剤を使用しなくても腎臓の断面画像を撮影可能。検査時間が30分以上になることに加え、狭い空間での撮影になる点に注意が必要。
超音波やレントゲンは、短時間で安価に腎臓の画像を撮影できるため、多くの医療機関で利用されています。CTは腎臓の断面を詳細に撮影できることから、がんや他の疾患を早期発見するのに効果的です。造影剤を使用することで、さらに鮮明な画像を撮影し、遠隔画像診断に役立てることができます。MRIはさまざまな角度からの撮影が行え、より精度の高い検査が行える点がメリットです。
遠隔画像診断では、腎結石の診断が行えます。腎結石・尿路結石では、激しい痛みや排尿のしにくさが起こるため、早期に診断・治療することが重要です。結石が大きくならないうちに排出できるよう治療を行うことで、痛みや腎臓へのダメージを抑えられます。
腎臓に発生する腫瘍で、良性・悪性両方が存在します。悪性腫瘍の場合、早期に治療を開始することが何よりも重要です。造影剤を使用したCTやMRIによる撮影が早期発見に役立つことが知られています。腎臓がんは初期症状としての痛みや圧迫感をほとんど感じないため、見過ごされることが少なくありません。
腎臓の遠隔画像診断では、超音波やレントゲン、CT、MRIなどの手法がよく使用されます。超音波やレントゲンは安価であるだけではなく、短時間で検査が行える点が大きなメリットです。患者さんの負担を減らしつつ、腎臓の様子を観察できます。CTやMRIは、腎臓の不調の原因を細かく検査・分析するのに適しています。必要に応じて複数の検査方法を組み合わせることで、より高い精度で不調の原因を把握できるでしょう。
腎臓の遠隔画像診断では、CTやMRIを使って撮影した画像を専門医に送信し、オンラインで診断を受けられます。病院に専門医がいない場合でも、画像で診断してもらえるため、素早く適切な治療を施せる点がメリットです。
以下のページでは部位別の遠隔画像診断の有効性についてご紹介していますので、導入の際の参考としてご覧ください。

重要所見を見落とす主な原因と防ぐ方法を解説しているほか、遠隔画像診断サービスにより重要所見を拾い上げられた事例を掲載しています。
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